アンタイ|退職給付金サポート

失業給付 | 2026-06-19

失業給付(基本手当)とは?金額と日数の目安、勘違いしやすい点【2026年版】

退職を考え始めると、まず気になるのが「失業給付っていくらもらえるのか」ではないでしょうか。金額も日数も、人によって変わります。

失業給付は、正式には雇用保険の「基本手当」と呼ばれます。働く意思と能力がある人が、次の仕事を探す間の生活を支える公的給付です。雇用保険料を払ってきた人が受け取れる権利です。

このページでは対象・金額・日数の考え方に加え、すぐ働けない人が見落としやすい論点にも触れます。先に自分の目安を知りたい方は、かんたん受給診断で60秒で確認できます。

失業給付(基本手当)とは何か

失業給付は「失業保険」とも呼ばれますが、正式名称は雇用保険の基本手当です。会社員などとして働いた間に納めた雇用保険料をもとに、退職後に支給されます。

次の仕事が見つかるまでの生活を支えるのが目的です。だから受け取るには、働く意思と能力があり、実際に職を探していることが前提になります。

項目内容の目安
正式名称雇用保険の基本手当(失業給付・失業保険)
対象働く意思と能力があり、求職活動をしている人
金額賃金日額のおおむね50〜80%
給付日数原則90〜330日(年齢・退職理由・加入期間による)
窓口ハローワーク

対象になる人、なりにくい人

失業給付は、退職した人なら誰でも受け取れるわけではありません。目安は次のとおりです。

  • 対象になりやすい人:雇用保険に一定期間入っていて、すぐ働ける状態で職を探している
  • 対象になりにくい人:病気やけがですぐ働けない、求職する意思がない、起業の準備をしている

注意したいのが「すぐには働けない」ケースです。体調を崩して退職した人は、働く意思があっても療養が必要で求職できないことがあります。この状態だと対象から外れてしまいます。

ただ、あきらめる必要はありません。すぐ働けない期間があるなら、受給期間の延長という仕組みがあります。働ける状態に戻ってから受け取れる可能性を残せます。

金額はどう決まるのか

基本手当の1日あたりの額を、基本手当日額といいます。退職前6か月の賃金から計算した「賃金日額」の、おおむね50〜80%が目安です。賃金が低かった人ほど高い率になります。

金額は年齢区分や退職前の賃金で変わります。ここで示すのは一般的な目安です。実際の額は加入状況やハローワークの審査で決まり、受給を保証するものではありません。

給付日数の考え方

何日分もらえるか(所定給付日数)も、年齢・退職理由・加入期間で変わります。全体は原則90日から330日です。

  • 自己都合など一般の離職者:原則90〜150日程度
  • 会社都合など特定受給資格者:最長330日程度まで

会社都合のほうが日数は長くなりやすく、受け取り始めも早い傾向があります。違いは自己都合の失業保険会社都合の失業保険で整理しています。

順番をまちがえると損をすることがある

すぐ働けない事情がある人は、失業給付だけを見ていると損をすることがあります。一例を挙げます。結果は状況によります。

病気で退職した、月収およそ30万円のAさん。退職後すぐ失業給付に動きましたが、療養中で求職活動ができません。働ける状態でないと受け取れず、ここで止まってしまいました。

一方、退職後も傷病手当金を受け取れるケースがあります。傷病手当金は標準報酬日額のおよそ2/3、月収のおよそ65%が目安です。月収30万円なら月およそ20万円が目安になります。これを受けて療養し、受給期間の延長を使って回復後に失業給付へ切り替える。この順番が組めることがあります。

療養に半年かかったとして、その間の月20万円が支えになるかどうか。順番を知っているかだけで、手元に残るお金が変わることがあります。傷病手当金は傷病手当金とはで解説しています。

どちらが合うかは、加入期間・退職理由・体調の見通しで変わり、一般論では決まりません。どう組むのが有利か、LINEで相談で一緒に確認できます。診断書も不要、しつこい勧誘もしません。

公的窓口でわかること、わからないこと

手続きの案内なら、ハローワークが頼れる窓口です。無料で相談でき、まず使うべき相談先であることは間違いありません。ただ、ハローワークや協会けんぽは、制度や手続きの案内はしてくれます。あなたにとっていちばん有利なもらい方や、傷病手当金と失業給付のどちらを先にするかという順番までは、個別には設計してくれません。

在職中なら、こうした手続きは会社がある程度サポートしてくれることがあります。ただ退職後は、会社が助けてくれるとは限りません。窓口に通い書類をそろえるのも自分で進めます。体調が万全でない時期に、慣れない書類を期限内に不備なくそろえ続けるのは、負担が大きい場面です。

アンタイは、制度の整理や順番の組み立てをご自身で進められるよう、情報提供と伴走支援を行います。書類作成の代行や代理申請(社労士・弁護士の独占業務)は行いません。受給のしくみもご覧ください。

まとめ:金額より先に「順番」を知る

失業給付(基本手当)の押さえどころは3つです。

  • 正式名称は雇用保険の基本手当。働く意思と能力が前提
  • 金額は賃金日額の50〜80%、日数は90〜330日が目安
  • すぐ働けないなら、受給期間の延長と傷病手当金との順番を先に考える

金額の目安も大切ですが、もっと差がつくのは受け取る順番です。まずは自分がどの制度の対象か、かんたん受給診断で60秒で確かめてみませんか。

迷う点が出てきたらLINEで相談へ。LINEだけで進められ、無理な勧誘はしません。

本記事は一般的な制度の解説です。個別の受給可否・金額・要件は加入状況や保険者・行政の判断によります。最新の正確な情報は、各保険者・ハローワーク等でご確認ください。

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